2011年1月・全和連ニュース


  2011.1.1

 

 

 年頭の辞 −日本の手すき和紙を再認識する2011年−。

 

 新年あけましておめでとうございます。

 皆様方におかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 1963年(昭和38年)の発足から48年の月日が経とうとしています。これまで「全国手すき和紙連合会」は,主に国内での活動が中心でした。毎年開催される全国手すき和紙連合会の研修会をはじめ,「日本の心―2000年紀和紙総監」の発刊や和紙フォーラム等をつうじて,世界に誇れる「日本の文化」ひいては「手すき和紙の魅力」を継承すべく,活動を続けてまいりました。
 
 まだまだ取り組むべき課題が山積している全国手すき連合会ではありますが,本年は6月7日から12日まで,京都および淡路島を会場として開催される「国際木版画会議」にて,手すき和紙の魅力を感じていただくイベントへの協力や取り組みを予定しています。

 詳細については,諸事項が決まり次第,追って当ウェブサイト上でご報告いたします。乞うご期待ください。

 最後になりますが,手すき和紙関係各位ならびに当ウェブサイトをご訪問くださる皆様樣方には,益々の御健勝と御活躍を祈念申し上げ,新年の御挨拶とさせて戴きます。

 

 2011年 元旦

           全国手すき和紙連合会会長  成子哲郎