手すき和紙の魅力を多くの方に知っていただきたい。そんな切なる願いのもと,手すき和紙関連の人々だけでなく,一般の人々が気軽に足を運ぶことができる「アートフォーラム」を,池坊短期大学1階の「アートフォーラム」で開催しました。
会場での展示や催し物は次のとおりです。
・日本のこころ─2000年紀『和紙総鑑』和紙見本パネル ・華道池坊による展示(手すき和紙との共演) ・手すき和紙道具(実演)・・・楮,雁皮,三椏の3種類 (於:池坊学園内アートフォーラム) ・三輪薫写真展「風光─V」 (4尺×8尺手すき伊勢和紙にプリント) ・手すき和紙の工芸品および工芸品の実演} ※紙漉きは一般の方にも体験していただきました。 ※和紙によるステンシル染め(お子様向け) ※各種の和紙を使った書道教室(お子様向け)
手すき和紙と生け花が美しく調和する 見事なコラボレーション。 生命の尊さと美の永遠性を感じ 手すき和紙の魅力を 最大限に引き出しています。
子ども達も「紙すき」を初体験。 京都市から参加の小学生も スタッフのアドバイスを受け ハガキを漉いていました(写真)。 実際に漉いてみると 「とても重かった」そうです。
「手づくりっていいなあ」 そんな瞬間をいっぱい味わったのは 子ども同様,大人も。 我を忘れて ステンシル染めに挑戦です。
全国の産地から集められた手すき和紙。 ただ見るだけでなく 人間国宝が漉いた和紙を手にとったり 楮や雁皮,三椏そのものも展示され まさしく和紙の百科事典的な展示でした。
アートフォーラムの後かたづけ。 宇佐美アドバイザー(中央)が いろいろと奔走されました。