周桑和紙(しゅうそうわし)
【所在地】
愛媛県西条市
【主製品】
奉書紙・画仙紙・折手本用紙・檀紙
伊予奉書の歴史は天保2年(1831)に、田中佐平翁が土佐より技術を学び、農家の副業として村内に広く指導したことに始まります。昭和24〜25年頃には70軒ほどの生産者がありましたが、現在は5軒になっています。
全国的に不景気のため、原紙の出荷は少ないのですが、業者の年齢は比較的若く、はがき・封筒・便箋・金封など、生活に密着した商品化につとめています。
奉書、檀紙を全国のシェアの90%以上生産しています。機械化せず、すべて手作業で行なっています。